
わいた会の役員でもある住民が住んでいるわいたエリア(岳の湯地区)は、いたるところから湯気が立ち上り、生活においても地熱を利用している。住民は、地熱をどのように利用しているのだろうか。
料理(蒸し釜)

やはり、一番使いやすいのは、蒸気をそのまま使う方法だろう。各家庭に蒸し釜が作られており、料理に役立っている。蒸し料理はもちろん、電子レンジの代わりに使ったり、煮込み料理など地熱を利用している。特に煮込み料理などは、焦げ付くことがなく重宝しているという。
お湯(水道、お風呂)


住民は、各家庭それぞれの熱交換器を持っている。水道水を熱交換器に通してお湯にし、水道やお風呂のお湯として利用している。また、家庭によっては、地熱発電後にできる熱水を利用してお風呂にしている。

乾燥室

ほとんどの家庭が所有している乾燥室。鉄管に高温の熱水を通して室内を乾燥室にしている。食材を乾燥させたり、洗濯物を乾燥させたり生活に欠かせない場所となっている。
暖房

取材で伺ったご家庭は、病院を建て直すときにもらってきた暖房の放熱器(ラジエータ)を再利用し暖房として利用している。鉄管を利用しこたつの熱源として利用している。
デメリットもある
地熱が身近にあり、お風呂や暖房、お風呂などに使われる光熱費が抑えられて、うらやましいと思う反面、電化製品の寿命が短いというデメリットもあるようだ。特に冷蔵庫やエアコンなどは銅管がむき出しになっており、蒸気の成分により銅管が腐食するスピードが速いようだ。条件にもよるが3〜5年で故障すると聞いた。たくましい住民は、冷蔵庫やエアコンを延命するため、買い替え時、銅管にFRP樹脂を塗布し銅管腐食の進行を遅らせるらしい。











