
バスターミナル併設の「道の駅」小国ゆうステーションから徒歩8分。小国町役場の近くに位置するカフェで、白い暖簾の先にはサッシの引き戸が出迎える。築100年ほどの建物を利用した店内 はどこか懐かしく、商店街の雰囲気にも溶け込んだ心地よい場所だ。
1階がカフェで2階が簡易宿泊施設の縁屋は、カフェスペースで地元農家の野菜販売やお菓子やパンの販売、作家の物販、貸しスペースやイベントなどもおこなっている。


今回はそんなカフェ「縁屋」が始めるエコな取り組みについて紹介していこう。
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テイクアウト用のドリンクには、アイルランドで開発されたフタもストローも不要な紙カップ「バタフライカップ」を提供している。カップ本体とフタが一体化したユニークなデザインで、耐熱性もあり温かいドリンクにも使える。使い方は簡単で、バタフライカップにドリンクを注ぎ、両側のフタを閉めれるだけ。フタ先端部分が開いて、飲み口となっている。このカップを使えば、ストロー問題に頭を悩ませることも無くなるだろう。
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レモンソーダや柚子ソーダ、ジンジャエールなど炭酸水を使ったメニューが豊富。使用する炭酸水にはペットボトル飲料を使用せず、ガス入りの緑のボンベと炭酸水製造用の機械を使用して自ら店内で作っている。
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ドリップ後の珈琲殻は、堆肥・猫よけ・消臭材として再利用ができる。「地域の方から要望があれば、まとめてお渡ししています。」と住民と共に廃棄物削減に取り組んでいた。
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店内2階は簡易宿泊所となっており、リーズナブルな金額で宿泊できる。以前は無料提供していたアメニティー(歯ブラシ・タオル等)も有料化し、必要に応じて購入するシステムを導入している。使い捨て製品の使用軽減のため、持参を呼び掛けている。
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店内には地元の職人が小国杉で制作した木工製品(テーブルやランプシェード)が使われている。店内の製品を見て、「同じものを自宅に」と購買に繋がるケースもあるのだとか。
木工製品にとどまらず、店内には所せましと小国の商品が販売されている。町内の事業者を応援する店主の気持ちが表れている。店舗を持たない事業者にとっても、直接販売で商品を届ける術があるのは何よりもありがたい。
06.


サンドイッチプレートに使われるパンや野菜、ギ―も小国の商品が使われている。
「道の駅で働いた経験から、地元の人が作る小国の商品が数多くあることを知ったんです。小国のものを、小国の人に知ってほしい。商品と出会う機会を提供できる場所になれば」と開業の想いを語ってくれた。
<さいごに>
現在プラスチックごみ問題は深刻で、特に注目すべきは「海洋プラスチックごみ」だ。
プラスチックごみの多くは河川を流れ、海へ辿り着く。そして、海の生き物やそれを食べる人間にもさまざまな悪影響を与えてしまうのだ。「縁屋」のように繰り返し使える製品や、環境負荷の少ない製品に切り替えることは、プラスチックごみの削減に貢献できる。
まずはできることから。一歩踏み出してみよう!





縁屋
〒869-2501
熊本県阿蘇郡小国町宮原1584






